南イタリア7日間の旅その1

旅メニュー

番外編
南イタリア7日間の旅
1

旅行の定番の北イタリアですら行った事ないのに、何故か南イタリア。クラブツーリズムの「南イタリアスペシャル7日間」のツアーに参加した。
11頃、成田を出発し、スイスエアラインでチューリッヒ経由でローマへ。
12時間以上もの空の旅はツライ。チューリッヒに着いた時はクタクタで、具合悪いこともあって空港の記憶がない。チューリッヒで乗り換えてローマに行く短いフライトも、軽食が出たのは覚えているがそれ以外はどうしていたのだか…。たぶん、寝ていたのだろう。
夜の7時ごろローマに到着。と、ここでハプニングが。同じツアーの人たちの荷物が出てこないのだ。おそらく乗り換えのチューリッヒ空港で降ろされてしまったのだろう。今までいくつもツアーを参加してきて、実はロストバッケージを間近で体験するのは初めてだった。荷物が無くなったのは年配の夫婦で、カメラとかも荷物の中に入れてしまっていたらしいので、大変だ。見つかり次第、ホテルに届けるように手配してもらったようだ。(後日ナポリのホテルに届けられた)
空港を出て、今日のホテルへ。1泊だけのホテルなのでローマ中心よりだいぶ離れているホテルなのだが、部屋は続き部屋(居間と寝室)になっていてかなり広い。1泊だけじゃもったいない感じだ。
次の日にトラブルが待ち受けていたとは予想もしないで、眠りについた。



トラブルは明け方始まった。
トイレに起きるも電気が付かない。廊下の非常口案内の電気は付いていたので、イタリアだからな〜部屋の電気が切れたのかも、とか悠長に考えていたのだが、停電だった。ホテルだけでなくてローマだけでもなく、イタリア全土が停電していた…。旅行中停電にあったこともなければ、ドアを開けっ放しにして非常灯の明かりだけで着替えや支度をしたのも始めての経験であった。次の旅行からはペンライトでもいいから荷物に入れておこうと、硬く決心する。
何でもイタリアは自国で電気を発電してなくて、フランスから電気を買っていて、今回はフランスからの送電線が切れたか異常が起きたかで停電になったらしい。復旧はいつになるか分からないらしくて、旅はどうなるのだろうかと戦々恐々とする。一応、予定通り出発になりバスに乗り込んだものの、朝食はラスクや紙パックのジュースで、何とも味気ない旅の始まりになった。しかも天候が悪く雨が降ったりやんだりしている。
今日の予定は、午前中はひたすら南下していく移動の多い日なので、不幸中の幸いで日程には大して影響はないようだ。ただ、昼食はイタリアは電気で調理するところが多く、ガスで調理するレストランに変更になったりした。今日はこのレストランは大繁盛のようで、続々と大型バスが到着していた。
午後は、カゼルタにある王宮へ。
カゼルタの王宮庭園から見たカゼルタの王宮。 幸い停電中でも開館していて、支障なく観光できた。カゼルタの王宮はカルロス7世が建てた宮殿で、天井絵や調度品が美しい建物だ。飾ってあるキリスト誕生の場を描いたの人形が有名らしい。広い庭園もあるが時間がなく、足を踏み入れただけで終わった…。雨模様だしね。
王宮観光後、バスで今日の宿泊地のアルベロベッロへ向かう。夕方になって、電気が復旧してきたようで、夜にアルベロベッロに着いた時には、ほぼ全土回復していた。
着くまで知らなかったのだが、アルベロベッロで今日は聖人のお祭りがあり、小さな町なのに通りは人で溢れかえっていた。 今日のホテルの近くの広場では楽団の演奏があったり、夜店が出ていたり非常に賑やかだった。
広場にあるオベリスク広場のオベリスク ホテルでの夕食後、祭りを見に出かける。広場から教会までの道には東京ミレナリオや神戸のルミナリエのようなアーチの電飾が飾られていて(話によるとあの電飾はこっちが本家本元らしい)、その道を通って教会にいく人でごった返していた。時々スコールのように雨に降られつつ、アフリカ系の売り子が売っている怪しげな宗教グッズの店などを見て回る。この祭りは夜通し続くらしい…。ぐるっと一回りした後、ホテルに戻る。アルベロベッロのホテルは家族経営の小さなホテルで、エレベータも無ければ部屋も狭い。日本で言えば民宿みたいなもの? いかにもホテルという感じじゃないのでたまにはこういう所に泊まるのも味があっていいのではないかと。
祭りの賑わいを耳にしながら一日が終わった。


  次のページ
  TOPに戻る


旅のちょこっと写真館

(写真をクリックすると「旅の写真館」のページに飛びます)
 
 
  カゼルタ王宮の天井絵王宮のシャンデリア人形広場アーチ型の電飾ウィンドウの洋服
 
   
   
| トップページ | 寛寛迷通信 | たびにっき | 少年張三豊 | メール